原発被害:自己確認(1)

原発被害をどう判断すれば良いか、遅ればせながら、かつて住んでいた「仙台」について、自己確認してみます。


まず、どの程度浴びると危険なのかを確認。
(1) 4.000 Sv = 4000 mSv (一度に浴びる)→ 骨髄機能不全で(骨髄機能不全)死亡
(2) 0.400 Sv = 400 mSv (合計して)→ 白血病
(3) 0.100 Sv = 100 mSv (合計して) → 胎児奇形
   (参考:100 mSv/年 = 11.4μSv/h)
(4) 0.001 Sv = 1 mSv法律で定められた限界
   (放射線放射能を扱う医師・技師・看護師は20 mSv/年)
   * (4)は自然放射線による被曝・病院での診療を受けたことにより生じた被曝を除く


仙台の放射線モニタリング情報 : 空間線量率(東北大学サイクロトロン調べ)
■ 平常値 : 0.04μSv/h
■ 2011/04/01(16:00-17:00) : 0.11μSv/h
よって【0.11μSv/h - 0.04μSv/h = 0.6048 mSv/年】 → 人体に影響はない。


ちなみに、東北新幹線での移動を考えると、福島は2.7 μSv/h、郡山は1.3 μSv/h。
一瞬通過するだけなので問題無いと考えられる。



水道水は、2011/03/30の時点で、『放射性ヨウ素は、原子力安全委員会が定めた飲食物摂取制限に関する指標値300Bq/kg、並びに食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値100Bq/kgを大きく下回っておりました。また、放射性セシウムは検出されませんでした。このことから、仙台市の水道水は、安心してご利用いただけます』とのこと。基準値の信用性が・・・
http://www.suidou.city.sendai.jp/06_bousai/jisin6.html


Bq(ベクレル)とSv(シーベルト)の換算
■ 200Bqの放射性セシウム137が検出された飲み水を1kg飲んだ場合の人体への影響
200×1.3×10−5(※)=0.0026 mSv → 385kg飲むと1mSv
■ 300Bqの放射性ヨウ素131が検出された飲み水を1kg飲んだ場合の人体への影響
300×2.2×10−5(※)=0.0066 mSv → 152kg飲むと1mSv
(日本人1人辺りが飲む水は約1t/年。)
  ※ 実効線量係数:放射能の単位であるBqから、生態影響の単位であるSvに換算する係数。
    核種、化学形、摂取経路により放射線障害防止法などで規定。


<参考文献>
http://www.asahikawa-med.ac.jp/hospital/hoshasenbu/qa.html
http://takedanet.com/2011/03/post_b9fc.html
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/anzen/monitoring/
http://d.hatena.ne.jp/appleflower/20110319/p1
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1304001.htm
http://hiramatu-hifuka.com/onyakblog/?p=1873 (単位について)
http://www.suidou.city.sendai.jp/06_bousai/jisin6.html